/ あ行 / か行 / さ行 / た行 / な行 / は行 / ま行 / や行 / ら行 / わ行 / 英語 /
成分「あ~お」
青1号
着色
法定色素、主に製品の着色に使用される。
赤102号
着色
法定色素、主に製品の着色に使用される。
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
増粘・ゲル化・乳化安定
水溶性の高分子、製品に粘度を与えゲル化させる、乳化安定性を高める作用もある。
アスコビン酸
美白、酸化防止、皮膚コンディショニング
ビタミンC。美白作用や酸化防止作用を有する。水に溶かすと非常に不安定になり、時間とともに活性を失い、褐色変化を起こす。
アスタキサンチン
抗酸化、着色
赤い天然色素です。サケ、エビ、カニ、オキアミなどの海洋動物に含まれるカロチノイド。抗酸化力が高い。合成や動物からも抽出されてますが、ヘマトコッカスという藻類からの培養による生産も行われています。
アセチルヘキサペプチド-3
シワ改善
表情ジワを改善する作用のあるペプチド。表情の変化によって口元や目元などにみられる表情じわは、筋肉の緊張と、筋肉を収縮させる神経伝達物質、カテコールアミンの過剰な分泌が影響しているといわれます。アセチルヘキサペプチド-3はカテコールアミンの分泌を抑えるはたらきにより、筋肉の緊張を緩和させ改善させます。
アデノシン三リン酸2Na
皮膚コンディショニング
生物がさまざまな活動を行うための基本となるエネルギーを発生させる生体成分です。皮膚細胞を活性化させる働きがあります。
アボカド油
エモリエント・毛髪軟化
アボカドの果実から取れる植物油、オレイン酸を多く含みエモリエント効果が高く皮膚や毛髪に対する親和性が高い。
アモジメチコン
コンディショニング・帯電防止
カチオン性のシリコン油、毛髪への吸着性が高く、すすぎや仕上がりの手触りを改善する。ただし、蓄積性がある。
アーモンド油
エモリエント・毛髪保護
液状の植物油、オレイン酸、リノール酸が主成分で毛髪をしっとりしなやかにする。
アラニン
毛髪保護・保湿
中性アミノ酸、毛髪にアミノ酸を補給し、保湿効果を高める。
アラントイン
抗炎症
牛の羊膜(アラントイス)の分泌液中に発見された成分。生物界に多く見られる成分で、動物だけでなく、コンフリーの葉、小麦の芽やタバコの種子などに含まれています。消炎効果が高く、肌荒れを防ぐ目的で配合される。
アルギニン
毛髪保護・保湿
塩基性アミノ酸、毛髪にアミノ酸を補給し保湿効果を高める。
アルギン酸Na
感触改良・保湿・増粘
コンブ、ワカメなどの褐藻類に含まれる多糖類アルギン酸のナトリウム塩です。感触の改良や保温性保護膜を作るためにも使われています。
アルニカ花エキス
エモリエント・毛髪保護
液状の植物油、オレイン酸、リノール酸が主成分で毛髪をしっとりしなやかにする。
アロエベラ液汁-1
保湿
ユリ科アロエベラの葉肉の液汁、ムコ多糖類、有機酸、アミノ酸を含み毛髪に潤いを与える。
アロエベラ葉エキス
保湿・細胞賦活
アロエベラの葉より抽出されたエキスで、保湿作用や細胞を増殖させる作用がある。
アンズ核
スクラブ剤
アンズの種子の内果皮を砕いて作られた粒子状の原料です。スクラブ剤として、利用されます。たまった古い角質や乾燥して硬くなった角質を除去して、カカトや膝の黒ずみを防ぎます。
イチョウ葉エキス
美白、血流促進
イチョウの葉から得られるエキスです。美白作用や血流促進効果があり、育毛作用も期待できる素材です。
エタノール
可溶化・安定化・防腐
無色透明の揮発性のアルコールで、様々な成分の溶解を助け、皮膚に清涼感を与えることが出来る。また消毒用にも使われ、配合量により防腐作用もある。
エチドロン酸4Na
金属封鎖
金属イオンキレート剤、特に鉄イオンに対するキレート作用が高く製品の劣化を防いだり、製品の安定性を高める
エチルパラベン
防腐
一般に広く用いられる安全性の高い防腐剤、広範囲の微生物の繁殖を抑える。
塩化Na
ph調整、増粘、スクラブ剤
岩塩、海水、鉱泉湖水などから得られるミネラル分で、いわゆる塩です。pHの調整やスクラブ剤、活性剤との併用による塩析作用で増粘効果を与えることが出来る。
オウゴンエキス
抗炎症・抗菌・抗酸化
コガネバナの根から抽出されたエキス。 肌荒れ抑制や抗酸化作用を有する。生薬としては胆汁の分泌を促したり、浮腫を抑えたり、様々な炎症を鎮める働きがあるので、多くの漢方薬に配合されています。
オキシベンゾン-5
紫外線防御・退色防止
紫外線防御効果があり、製品の紫外線による劣化を防ぎ品質を保つ。主に着色製品の退色防止などに使用される。
オクタン酸セチル
乳化安定・エモリエント・ツヤ出し
液状のエステル油。さっぱり目の油性感
オタネニンジン根エキス
血流促進・育毛
(和漢植物)滋養強壮、健胃薬として使用されるオタネニンジンの根から抽出されたエキスで、新陳代謝促進作用、血行促進作用がある。育毛作用もあり、育毛剤の医薬部外品の有効成分としても使用される。
オリーブ油
エモリエント・毛髪軟化
オリーブの果実を圧搾して得られる油、オレイン酸を多く含み水分の保持効果に優れ毛髪に潤いを与えて柔軟に仕上げる。
オリザノール
美白・紫外線防止
コメ胚芽に含まれているフィルラ酸エステル、紫外線防御効果があり美白作用が期待できる。
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
洗浄
シャンプーやボディソープなどの洗浄成分として使用される石油系洗浄剤。速泡性が高く、泡立ちも良い。
オレンジ油
着香・洗浄
オレンジの果実を圧搾して得られる柑橘系天然精油。PP容器やPE容器との相性が悪く、容器を変性させる場合がある。また、天然製油の中でも色ブレが激しい精油の一つ
成分「か~こ」
海塩
保湿・角質柔軟・血流促進
フランス・ブルターニュ地方の海水のミネラルバランスをスプレードライにしたもの。ミネラルを補給し潤いを与える。
カオリン
汚れ吸着・感触改良
長石、雲母が風化してできた鉱物です。白陶土。科学的には含水ケイ酸アルミニウムです。粒子が極めて小さいため、表面積が大きく吸着力が強く、皮膜力もあります。主のドロパックの基材などに使用される。
加水分解エラスチン
保護・保湿
エラスチンタンパク質を加水分解して得られるポリペブチド。グリシンを多く含み、皮膚や毛髪を保護して柔軟性弾力を与える。
加水分解ケラチン
毛髪保護・弾力付与
ケラチンタンパク質を加水分化して得られるポリペプチド。シスチンを多く含み毛髪との親和性が高く、毛髪にハリコシを与える。毛髪の保護効果に優れ、キューティクルの損傷を修復する。
加水分解コラーゲン
保護・保湿
コラーゲンタンパク質を加水分解して得られるポリプペチド。グリシンを多く含み毛髪や皮膚を保護して潤いを与える。
加水分解コンキオリン
毛髪保護・保湿・ツヤ出し
アコヤ貝の貝殻または真珠を加水分解して得られるポリペプチド、グリシンやアラニンを多く含み、毛髪の保湿効果を高めツヤを与える。
加水分解シルク
毛髪保護・保湿・ツヤ出し
絹繊維から得られるポリペブチド。セリンを多く含み毛髪の保湿効果を高め皮膜を形成してキューティクルを保護し、ツヤを与える。
加水分解酵母エキス
保湿・美白
酵母を自己消化または酸加水分解して得られた液を濃縮または乾燥した物から抽出したエキス。保湿作用や美白作用がある。
褐藻エキス
保湿
日本では海草の種類と抽出方法により、4種のエキスに分類されています。カラギーナンやアミノ酸や糖類を多く含み毛髪や肌にハリや潤いを与える。
カプリリルグリコール
保湿
日本では海草の種類と抽出方法により、4種のエキスに分類されています。カラギーナンやアミノ酸や糖類を多く含み毛髪や肌にハリや潤いを与える。
カミツレエキス
血流促進・抗炎症・美白・保湿
キク科植物のカミツレの花から抽出したエキス、カモミラエキスともいいます。花には精油のカマズレン、アズレン、ピザボロール、フラボノイドなどの成分が含まれています。保湿性、血流促進、抗炎症などの効果がる。またメラノサイトに対しメラニン色素を作るよう指令する生体成分エンドテリンの働きを抑制し、メラニン色素の生成を抑制する美白効果もある。
カラギーナン
保湿・保護・増粘
海洋に生息する紅藻類から抽出し精製した天然高分子。特有の粘性と肌感触を持ち、乳化分散状態を保つ働きがあります。増粘剤、ゲル化安定剤、感触改良剤として使われます。保湿効果が高く、肌にしなやかなハリ感を与える働きがあります。
カラメル
着色
ブドウ糖、水飴などの糖類を加熱分解して作られた天然の色素、製品の着色に使用する。
カリ石ケン素地
洗浄
油脂と水酸化カリウムを反応させた脂肪酸カリウム(石鹸)、洗浄力に優れ泡立ちがある。ボディーソープやシャンプーなどの主剤で使用される。pHはアルカリ性である。
軽石
スクラブ剤
火山に産出する火成岩の軽石を粉砕したものです。化粧品成分としては、古い角質を擦り取る研磨、スクラブ剤として配合されます。
カルボマー
増粘・ゲル化・乳化安定・分散
アクリル酸を主体とする水溶性のビニルポリマーです。乳化安定性や分散安定性を高める作用がある。水に分散して酸性を示します。これをアルカリで中和すると透明で粘度の高いジェル状になります。水以外の液体も増粘させることができます。アルコール類や多数の高分子原料ともよく混ざり合います。天然ガム質と違い、温度変化に対する粘度の安定性があり、塩により分解し易く皮膚上ではさらっとした感触が得られます。
黄203
着色
法定色素、製品の着色、毛髪への色彩の表現に便用される。
黄4
着色
法定色素、製品の着色、毛髪への色彩の表現に便用される。
キサンタンガム
感触改良・乳化安定・増粘・保湿
ブドウ糖を発酵して得られるアニオン性の天然高分子。大きな分子量がとろりとした独特な粘性を示します。食品などにもよく使用される増粘剤で、乳化安定化、保湿効果、増粘効果があります。肌表面に保護膜を作り、塗ると肌にハリが出ます。
キュウリ果実エキス
保湿
きゅうりの果実から抽出したエキス。へちまと同じく、カリウムや水分を豊富に優れた保湿効果があります。乾燥から肌を守り、ツヤとハリを与え,キメを整えます。
クエン酸
pH調整・収れん
フルーツ酸(AHA)の一種。。レモンやミカンなどの柑橘類におおく含まれている酸味のもとです。市販のものはサツマイモのでんぷん質など、糖類を発酵させて製造し、原料にしています。製品のpH調整に使用される、また収れん作用がある。
クエン酸Na
pH調整剤・金属封鎖
フルーツ酸(AHA)のナトリウム塩。製品のpHの調整に用いられる。また金属イオンの封鎖作用があり製品の劣化を防ぎ品質を保つ。
クオタニウム-33
毛髪保護・帯電防止
褐色でワセリン状の物質であり、脂肪酸のカチオン界面活性剤誘導体、髪に脂を補給し毛髪の疎水性を高めクシ通りを向上させる。リンスインシャンプーのリンス剤として使用されたりする。
クララ根エキス
抗菌・美白・線維芽細胞増殖
クララの根から抽出したエキス。アルカロイドや配糖体を多く含み、抗菌作用やメラニンの生成を抑制する美白効果が期待できます。
グリコール酸
pH調整・収れん・ピーリング
フルーツ酸(AHA)の一種。pH調整剤の他、角質の柔軟効果や、除去効果がありピーリング製品によく使用される。刺激性が強いため、肌状態に合わせて使用する必要がある。
グリシン
毛髪保護・保湿
動物性タンパク質に多く含まれる中性アミノ酸、毛髪にアミノ酸を補給し保湿効果を高める。
グリセリン
保湿・乳化安定
天然の油脂類に広く存在する多価アルコール。ヤシ油やパーム油などの天然油脂をアルカリでけん化したときに、石けんとともにできます。吸湿性に優れており、主に化粧品の保湿剤として汎用されており、エマルションの乳化安定性の向上などにも用いられる。
グリチルリチン酸2K
炎症抑制
マメ科植物であるカンゾウ(甘草)の根または茎から抽出したグリチルリチン酸の誘導体、頭皮を健やかに保つ。
グリチルレチン酸ステアリル
炎症抑制
生薬の王とも呼ばれるカンゾウ(甘草)の根または茎から抽出したグリチルリチル酸の誘導体、抗炎症作用が高く、部外品の主剤としても使用される成分。フケやかゆみを抑制する作用がある。
グルタミン酸
毛髪保護・保湿
酸性アミノ酸、毛髪にアミノ酸を補給し保湿効果を高める。
香料
着香
基本芳香を有する物質から構成される化学合成着香成分。原料臭のマスキングや、製品への香り着けに使用される。
コカミドDEA
増泡
ココヤシ由来の非イオン界面活性剤。洗浄剤商品に汎用されており、洗浄剤に添加した場合、泡の安定性、増粘、起泡、洗浄性を高める効果がある。
コカミドプロピルベタイン
洗浄
ココヤシの種から得た脂肪酸からつくられる両性界面活性剤。洗浄剤の一つで、イオン性が両性という事から目に混入してもしみない性質があるので、ベビー用のシャンプーや低刺激シャンプーなどによく使用される。
ココアンホ酢酸Na
洗浄
ココヤシ由来の両性界面活性剤。洗浄剤の一つであり、低刺激性で皮膚や目に対する刺激が少なく、ベビー用のシャンプーや低刺激シャンプーなどによく使用される。
ココイルアルギニンエチルPCA
コンディショニング・帯電防止・殺菌
アミノ酸系コンディショニング剤。安全性が高く、生分解性が高いので、環境にも優しいです。毛髪に吸着することで、リンス基材として働き、帯電防止やコシ感の付与効果があります。また殺菌性も有しており、フケ菌の予防作用も期待できます。
ココイルグルタミン酸TEA
洗浄
ココヤシ由来のアミノ酸系アニオン界面活性剤、選択洗浄性が高く、肌バリアを防ぎつつ汚れを落とす。低刺激で人に優しく、生分解性が高いので環境にも優しい。髪に対しても優しく、総じてマイルド系洗浄剤といえる。
ココイルメチルタウリンNa
洗浄剤
ヤシの実からとられたヤシ油脂肪酸とアミノ酸類のタウリンとでつくられたアニオン系洗浄剤です。アニオン活性剤の中でも低刺激性で安全性の高い洗浄剤の一つ。
ココイル加水分解コラーゲンK
洗浄・コンディショニング
コラーゲンたんぱく質の加水分解物とヤシ油脂肪酸から作られるアニオン界面活性剤。コンディショニング効果があり洗浄後のきしみやゴワつきを緩和する。
コハク酸 ジエトキシエチル
エモリエント
無色透明なエステル油。皮膚や毛髪に油性感を与えエモリエント性を付与する。両親媒性エステル油で、わずかながら水にも溶解する。
ゴマ油
エモリエント
ゴマの種子から搾って取られる油です。エモリエント効果があり、肌のキメを整えます。主成分はオレイン酸、リノール酸の脂肪酸です。リノール酸が多いですが安定性は高いです。そのほか抗酸化性の強いセサミン、セサモールなどの成分も含まれています。
コメヌカ油
エモリエント
イネの種子の精米後のコメヌカから得られる油剤。遊離脂肪酸、オリザノール、ステロールを多く含み、脂肪酸成分は主に、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸で、空気や熱に対して比較的安定な油剤。
コレステロール
エモリエント
哺乳動物の組織中に広く存在している代表的なステロールです。脂質なので水には溶けませんが、水を抱え込む性質があります。皮膚分泌物中にも含まれており、皮膚への馴染み・浸透性があります。コレステロールは化粧品成分としては油剤、エモリエント剤、皮膚コンディショニング剤として使われています。また表皮にやわらかい膜を作り、肌にハリを与えキメを整えます。
成分「さ~そ」
酢酸トコフェロール
酸化防止剤・血流促進・抗炎症・美白
ビタミンE誘導体、製品の酸化を防ぎ品質を保つ。抗酸化作用、末梢血管を拡張し、血流をよくする作用があります。肌荒れを防ぐ、にきびを防ぐ、血色を良くしてくすみを改善する、日焼けによるシミソバカスを防ぐなど広範囲な目的で使われています。
サリチル酸
防腐・殺菌・ピーリング
殺菌防腐作用及び角質溶解作用を有する薬剤で、BHAと呼ばれる酸の一つ。ピーリング剤や、フケ抑制、ニキビ抑制作用などがある。
酸化チタン
着色・紫外線防止
無機顔料で、被覆力や着色力があり、皮膚の凹凸をカバーします。ファンデーションのカバー力を出すために欠かせない成分です。また紫外線を反射するため超微粒子の酸化チタンはUVカット剤に用いられる。
酸化鉄
着色
酸化鉄は鉄の酸化物(さび)の総称です。最も代表的な顔料で、化粧品に色をつける成分として、伝統的に使われてきました。ベンガラ(暗赤色~赤褐色)、黄酸化鉄(橙黄色)、黒酸化鉄(黒)があり、これらをブレンドして顔料とします。
シア脂
毛髪保護・ツヤ出し・エモリエント
カリテ(シア)という木の実から取れる植物性天然パター、保湿効果が高く乾燥から肌や毛髪を保護しツヤとうるおいを持続させる。
ジグリセリン
保湿
多価アルコール系保湿剤。保湿効果が高く皮膚や毛髪に潤いを与え、乾燥を防ぐ。
シクロメチコン
コンディショニング・感触改良
シリコーン油。粘度が低いため油性でもべたつかずさらっとした感触で、徐々に揮発することが特徴です。肌に塗ったあと揮発することでオイル分が次第になくなっていき、さっぱりとした感触が得られます。シクロメチコンは撥水性がよいことから、ウォータープルーフタイプ製品に使われ、汗による化粧崩れを防ぎます。毛髪に薄い被膜をつくりツヤを与え仕上がりの手触りを改善する。
ジステアリン酸グリコール
パール化・エモリエント
主にシャンプー・リンスやボディーソープにパール感を付与するために使用される非イオン界面活性剤で、不透明化剤として使われます。
シソ葉エキス
抗炎症・抗酸化
シソの葉より得られるエキス、多岐にわたる抗炎症抑制作用や抗酸化作用がある。
ジメチコノール
コンディショニング・コーティング・ツヤ出し
シリコーン油。毛髪に簿い被膜をつくってツヤを与え保護する、また仕上りの手触りやクシ通りを良くする。
ジメチコン
コンディショニング・コーティング・ツヤ出し・消泡
もっとも代表的で汎用されているシリコーン油。撥水性が強く、耐水性の強い被膜を作り、化粧を水や汗によってくずれにくくします。ベタツキ感が少なく、さらさらした感触が得られ、すべりをよくする感触調整作用があります。乳化物を作るときにできる泡を消す消泡剤、皮膚や毛髪に成分が広がるのを助ける働き、溶剤、保護剤などさまざまな用途で用いられている原料です。
水酸化Na
pH調整・中和
別名は苛性カリ。製品のpH調整や配合原料の中和に使用される。
水添ポリエソブテン
エモリエント・ツヤ出し
水素添加して得られる炭化水素の混合物です。毛髪や皮膚に軽い感触の油分を補う。ただし粘度に幅があり、その粘性の違いにより使用感は異なる。
水添レシチン
乳化・可溶化・エモリエント
大豆または卵黄油から抽出したリン脂質に、水素添加し精製することで酸化安定性を高めます。リン脂質は細胞膜の構成成分で、皮膚に含まれる脂質の中でも、特に重要な成分です。乳化剤、皮膚コンディショニング剤、保湿剤、柔軟剤、感触改良、リポソーム化、浸透剤など多目的に使用されます。親油と親水の性質を持ち、乳化の安定性を高めたり、感触改良のために使われます。皮膚への浸透性に優れ、細胞間脂質の中に入り込み、水分保持力を高めることで、保湿剤、柔軟剤として高い効果を発揮します。
水溶性コラーゲン
保湿
魚介類や哺乳動物の結合組織から抽出されたコラーゲンで、アミノ酸が結合したポリペプチド鎖が3重螺旋構造をとっており、生コラーゲンとも呼ばれている。保湿性や柔軟性を与える。
スクワラン
エモリエント
深海サメの肝油やオリーブの実やサトウキビより得られる炭化水素。皮膚に対する浸透性がよく、潤滑性に優れ、べたつかないなどの特性を持ち、感触改良の目的でも使われます。
(スチレン/ビニルビロリドン)コポリマー
コーティング・セット・整髪
非イオン性の高分子。耐水性のある強固な被膜を形成し毛髪にハリ、コシを与える、スタイルを整え保持する。
ステアリルアルコール
乳化安定・保護・粘度基材
脂肪酸アルコール。皮膚を保護し、肌に柔軟性を与え、なめらかにする。乳化物の粘度基材として用いられる。
ステアリン酸
乳化安定・粘度基材・保護
ヤシ油等の油脂類から分離精製されて得られる脂肪酸、石鹸の洗浄基材や、乳化補助、のびや硬さなどの感触調整や安定性を高める目的で用いられます。
ステアリン酸グリセリル
乳化
植物性のノニオン界面活性剤。乳化基材として用いられ、植物由来なのでナチュラル系の乳化物に良く使用される
ステアリン酸ソルビタン
乳化
植物性のノニオン界面活性剤。乳化基材として用いられ、植物由来なのでナチュラル系の乳化物に良く使用される
ステアルトリモニウムクロリド
乳化・コンディショニング・帯電防止
カチオン界面活性剤。コンディショナーやトリートメントの乳化基材として使用され、毛髪へのコンディショニング効果や帯電防止効果に優れ毛髪をしなやかに仕上げる。
セージエキス
抗炎症・抗酸化
サルビアとも呼ばれ、セージの葉から抽出したエキス。別名サルビアとも呼ばれる。抗炎症効果や抗酸化作用を有する。
セタノール
乳化安定・保護・粘度基材
脂肪酸アルコール。皮膚を保護し、肌に柔軟性を与え、なめらかにする。乳化物の粘度基材として用いられる。
セテアリルアルコール
乳化安定・保護・粘度基材
脂肪酸アルコール。皮膚を保護し、肌に柔軟性を与え、なめらかにする。乳化物の粘度基材として用いられる。
セラミド2
毛髪保護・保湿・バリア機能改善
皮膚や毛髪に多く存在しているスフィンゴ脂質。細胞間脂質中の主成分であり、皮膚のバリア機能も強化、保湿、毛髪のぱさつき・ダメージを改善する
セラミド3
毛髪保護・保湿・バリア機能改善
皮膚の皮脂バリアを構成する細胞間脂質の主成分。皮膚のバリア機能も強化、保湿、毛髪のぱさつき・ダメージを改善する
セリン
毛髪保護・保湿
中性アミノ酸保湿性が高い、毛髪にアミノ酸を補給し保湿効果を高める。
ソルビトール
保湿
ブドウ糖より合成した白色の粉末の糖類。甘みと清涼感があり、甘味料、香味剤として使われています。化粧品では主に保湿剤として使用されます。 乾燥に対し水分を一定に保つ働きを持ち、肌の角質細胞にうるおいを与えます。
成分「た~と」
ダイズ種子エキス
細胞賦活・皮脂腺抑制・美白・女性ホルモン様・抑毛
ダイズの種子から得たエキス。イソフラボンを含有し、皮膚細胞の活性効果、美白効果、抗炎症効果、皮脂腺抑制効果によるにきび防止、無駄毛を防ぐ効果がある。イソフラボンにはエストラジオール(卵巣ホルモン)と同じ働きがあり、加齢による肌トラブル等を防ぐ。
ダイズ発酵エキス
保湿
ダイズを納豆菌で発酵、抽出して得られる粘質多糠類。肌に必要なうるおいを長時間保つ特徴があります。
橙色205号
着色
法定色素、製品の着色毛髪への色彩の表現に使用される。
チロシン
毛髪保護・保湿
中性アミノ酸、毛髪にアミノ酸を補給し保湿効果を高める。
テトラオレイン酸ソルベス-30
可溶化・乳化
油脂類や水に不溶な成分を可溶化・乳化・分散する非イオン界面活性剤。液状の界面活性剤で、クレンジングオイルの基材界面活性剤としても使用される。
トウガラシエキス
血流促進・育毛
唐辛子の果実から、取られるチンキ剤(エタノール溶液)です。血行促進効果があり、育毛剤、皮膚刺激剤、毛根刺激剤、として使われます。ヘアトニックなどの頭髪用化粧品に良く配合されています皮膚刺激性が強いので、皮下のチンキ剤と併用した場合には配合量が規制(合計1%以下)されています(ネガティブリスト)。
銅クロロフィリンNa
着色
植物の持つ葉緑素クロロフィルに由来する色素です。水に溶け着色の目的で使用される。
トコフェロール
抗酸化・酸化防止
さまざまな植物の種子から取れるビタミンE。酸化防止剤、皮膚コンディショニング剤、保護剤、血行促進剤として使われます。還元力が強く、脂質に対し強い抗酸化力作用を発揮します。自身が酸化することでビタミンAやビタミンCなどのの酸化を防いだり再生したりします。加齢や炎症の原因のひとつである活性酸素(フリーラジカル)を消去したり、過酸化脂質の発生を防ぎます。
トリエチルヘキサノイン
エモリエント
エステル油。肌にエモリエント性を与える。
トレオニン
毛髪保護・保湿
動物性タンパク質に多く含まれる中性アミノ酸、毛髪にアミノ酸を補給し保湿効果を高める。
トレハロース
保湿
地衣類(コケ)、パン酵母やビール酵母、その他多くの動植物や微生物に含まれています。古くから食用とされていました。乾燥などの環境から細胞を保護する働きや、消臭作用も確認されている。
成分「な~の」
ナイアシンアミド
血流促進・抗炎症
ビタミンB群に属するナイアシンの誘導体です。別名、ビタミンB3。水溶性ビタミンです米ぬか、酵母、牛肝臓などに多く含まれます。消炎効果が期待され、アンチエイジング対策、肌あれ防止、くすみ改善を目的に使用され、血行促進効果が肌のくすみを改善、皮膚を保護する「角質細胞間脂質」の合成を促進する働きが肌あれを改善します。
乳酸
pH調整・収れん
果実等に含まれるフルーツ酸(AHA)。製品のpHの調整に使用される。また毛髪表面の収斂作用もある。
乳酸Na
pH調整・保湿
乳酸のナトリウム塩、製品のpHの調整に用いられる。NMF構成成分の一つで保湿効果もある。
尿素
保湿・柔軟化・ピーリング
角質層に含まれている天然保湿成分(NMF)のひとつです。尿、そして血液、体液に含まれています。タンパク質が分解してアンモニアとなり、さらに無害な形になったものが尿素です。保湿剤、殺菌作用、細胞賦活作用などがあります。少量の配合では角質の柔軟効果、保湿効果があり、乾燥から肌を守ります。多量の配合で、肘やかかとの硬くなった角質をとかして取り除き、滑らかにします。弱い殺菌作用や傷を治癒する作用などがあります。
成分「は~ほ」
ハチミツ
保湿
ミツバチが巣に集めた花の蜜を採取し、精製した物。吸湿牲があり毛髪や肌に対して柔軟効果やうるおいを与える保湿効果がある。
ハッカ油
着香・清涼
ヨーロッパ原産で芳香を持つ多年草ハッカの生もしくは乾燥した全草を水蒸気蒸留して得られる精油。香料として用いられる他、スーとした清涼感を与える。
白金(白金ナノコロイド)
抗酸化
白金ナノコロイドとは、白金を2ナノメートル(ナノは10億分の1メートル)という極小の粒径にした素材です。白金の触媒作用によって、皮膚表面や腸内の活性酸素を除去する抗酸化作用があるといわれています。従来、抗酸化作用があるとされる素材は、特定の種類の活性酸素しか除去できず、また、一度活性酸素を除去する役割を果たすと作用は失われてしまうのに対し、白金ナノコロイドは、すべての活性酸素を除去する効果があり、存在する限り半永久的に働きます。
ハマメリス葉エキス
収斂・消臭・二泊・抗脂漏
ハマメリス(英名ウィッチヘーゼル)の葉より抽出して取られるエキスで、化粧水などに古くから使用されてきました。収れん、消臭、美白、抗脂漏などの効果があり、肌を引き締めキメを整える目的で配合されています。
パルミチン酸イソプロピル
乳化安定・エモリエント
液状のエステル油。皮膚や毛髪に油性感を与えエモリエント性を付与する。
パルミチン酸セチル
光沢・粘度基材
固形のエステルで、クリームなどの乳化物に光沢を付与するために使用される。
パルミチン酸レチノール
細胞活性・保護・角化改善
ビタミンAの誘導体です皮膚コンディショニング剤として使われます。ビタミンAには表皮細胞の活性や保護作用があります。乾燥して角化異常を起こした皮膚やにきびの治療のために医薬品としてよく使われています。
パンテノール
細胞活性・毛髪保護・フケ抑制
別名プロビタミンB5といい ビタミンB群のひとつ、パントテン酸(ビタミンB5)のアルコール型誘導体です。皮膚の細胞を活性化させる作用があります。特に毛髪の成長を促進させるので、養毛・育毛、脱毛・カユミ防止、抗白髪効果を期待して頭髪用化粧品に配合されています。肌に対しては肌あれ、小じわ、日焼けを防ぐ効果をもたらします。
ヒアルロン酸Na
保湿
鶏のトサカなどから得られる動物由来のものと、微生物を用いた発酵法により得られる物がある。ヒアルロン酸は、年齢とともに体内での生成が減少してきてしまいますが、真皮の組織から水分を豊富に含むヒアルロン酸が減少すると、皮膚にハリや瑞々しさがなくなり、シミやシワができやすくなります。ヒアルロン酸は強力で優れた保水性、浸透力を持つ保湿剤として化粧品に配合されています。また使用感をよくする水溶性増粘剤としても使用されています。ヒアルロン酸その物は粉末状で、水を含むことにより増粘します。1%水溶液を原液として売られているのを良く見ます。
ヒドロキシエチルセルロース
増粘・保湿・皮膜形成
水溶性の高分子で、製品に粘性を与えたり、皮膜を形成し肌表面などを保護します。
ヒドロキシプロピルセルロース
増粘・乳化安定・分散安定
水溶性の高分子、製品に粘度を与えたり、乳化安定性や分散安定性を高める作用もある。
ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン
毛髪保護・コンディショニング・帯電防止
ケラチンタンパク質を加水分解して得られるポリペプチドのカチオン化誘導体、毛髪への吸着性及びシステインの比率が高く毛髪の保護効果に優れ、ハリコシを与える。
ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解コラーゲン
毛髪補修・毛髪保護・コーティング・帯電防止
コラーゲンタンパク質を加水分解して得られるポリペプチドの誘導体で、痛んだ毛髪への吸着性を高めており、毛髪をしっとり軟らかくさせる、さらに持続性のある耐湿性の被膜を形成する。
ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解シルク
毛髪保護・コンディショニング・帯電防止
絹から得られるポリペプチド誘導体で、痛んだ毛髪への吸着性を高めており、毛髪をしっとり軟らかくさせる、さらに持続性のある耐湿性の被膜を形成する。
皮膚等に存在するコラーゲンタンパク質を加水分解して得られたポリペプチドのカチオン化誘導体、毛髪への吸着性や水分保持作用が高く毛髪をしっとり軟らかくする。
ビフィズス菌発酵エキス
DNA修復活性
ビフィズス菌Bifidobacteriumから得られるエキス。UVによるDNA損傷を修復する作用がある。
フェニルアラニン
ツヤ出し・コンディショニング
屈折率の高いシリコン油。すすぎや仕上がりの手触りを改善し、毛髪にツヤを与える。
フェノキシエタノール
防腐
やや芳香のある石油系液状防腐剤。水にやや難溶で、多価アルコールに分散して水溶液に投入するのが一般的。
ブドウ種子油
エモリント
ブドウの種子から抽出し、精製させて作る油です。リノール酸とトコフェロール(ビタミンE)が多く含まれ、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用に優れています。 肌を柔軟にして保護し、健康な状態を保つエモリエント剤として使われる。
フラーレン
抗酸化・美白・シワ改善
炭素原子が多数つながってできた球状の炭素分子です。フラーレンは抗酸化・美白・シワ改善作用等を有する多岐能アンチエイジング成分です。活性炭のような吸着作用があり、老化の原因となる活性酸素などのダメージ物質を取り込んで消去することで、効率よく無害化します。細胞死を防御して、しわの予防・改善、老化防止に働くなどアンチエイジング効果を導くほか、抗酸化力がメラニンの過剰生成を抑え、しみ・くすみ・ソバカスに対して有効に作用します。また皮膚細胞の脂肪取り込みを抑制してセルライトを予防する効果、毛穴引き締め効果も期待されていますさらにフラーレンにはビタミンC・Eに似た働きもあり、効果はビタミンCの約125倍もあるとされています。
プラセンタエキス
美白・細胞賦活・保湿
胎盤から抽出したエキスです(英語で胎盤をプラセンタといいます)。豚、羊、牛の胎盤から精製水で抽出されて作られます(現在は牛からのものは使われていません)。皮膚コンディショニング剤、保湿剤、細胞賦活剤として使われます。保湿効果や皮膚の血行促進効果、新陳代謝作用を持ち、頭髪脱毛などのトラブルを防ぎます。また代謝を高めることで、メラニンを排出し、日焼けによるしみ、そばかすを改善し、色素沈着を防ぐ効果があります。
プルラン
保湿・皮膜形成
天然のポリマーです。グルコース(ブドウ糖)が規則正しく約1000個程度つながった水溶性の多糖類です水によく溶け、保湿性にすぐれ、造膜性、増粘性、接着性を持ちます。保湿剤として水分蒸発を防ぎ、潤いのあるしなやかな肌にしたり、ハリ感をあたえたりします。
プロピルパラベン
防腐
パラベンと呼ばれる防腐剤の1種。静菌作用が強く、非常に広範囲の微生物に対し有効な防腐成分です。単独での使用より、他の防腐効果成分と併用で用いることで、効果が更に高まります。
プロリン
毛髪保護・保湿
中性アミノ酸、毛髪にアミノ酸を補給し保湿効果を高める。
ベタイン
保湿
砂糖大根にも含まれるアミノ酸由来物質、高い保湿力を持ちしっとり感を与える。
ヘチマエキス
保湿・整肌
ヘチマから抽出したエキス。保湿作用により肌にうるおいを与える。
ベヘニルアルコール
乳化安定・保護・粘度基材
脂肪酸アルコール。皮膚を保護し、肌に柔軟性を与え、なめらかにする。乳化物の粘度基材として用いられる。
ベヘントリモニウムクロリド
乳化・コンディショニング・帯電防止
カチオン界面活性剤。コンディショナーやトリートメントの乳化基材として使用され、毛髪へのコンディショニング効果や帯電防止効果に優れ毛髪をしなやかに仕上げる。
ペンチレングリコール
保湿・抗菌
石油系の合成多価アルコールです。保湿効果や抗菌作用があり、防腐の補助剤としてよく用いられます。
ボタンエキス
抗炎症・美白・血流促進
ボタンの根皮より抽出したエキス。美白作用や血流促進効果があり、多岐にわたる抗炎症効果があり、抗炎症作用に優れる。
ホホバ種子油
エモリエント
ホホバの乾燥した種子から圧搾法で得られる液状ワックスです。油剤、保護剤、コンディショニング剤として使われます。優れた保湿効果があり、乾燥した皮膚に油分を補ない、肌からの水分の蒸発をしっかりと防いで肌あれを予防します。一方、脂肪腺からの皮膚分泌を抑える働きがあります。にきびの治療、フケ防止に効果があります。毛髪の成長を促進するとも言われています。
ポリアクリルアミド
増粘・乳化安定
水溶性の高分子、製品に粘度を与える。乳化安定性を高める作用もある。
ポリクオタニウム-7
コンディショニング・帯電防止
カチオン性の高分子。すすぎや仕上がりの指通りを良くし、毛髪をしなやかに保ち、保護する。
ポリクオタニウム-10
コンディショニング・帯電防止
カチオン性の高分子。コンディショニング作用、保湿、帯電防止作用をもちます。またシャンプー類の泡もちを改善します。透明なフィルムを作り、毛髪、皮膚に吸着しコンディショニング効果を出します。すすぎ時に髪がきしんだり絡まったりするのを防ぐなど、主にすすぎ時の使用感を改善します。保湿性とツヤのある自然な仕上がり感が得られ、髪を保護します。
ポリソルベート60
乳化・可溶化・分散
非イオン性界面活性剤、優れた乳化力、分散力もっている。油性成分の乳化や可溶化に配合される。
成分「ま~も」
マイカ
パール化
鉱石成分で、メイクアップ化粧品などによく使用される。製品をパール化させる。
マイクロクリスタリンワックス
感触改良・粘度調整
固形の石油ワックスで口紅の主原料として使用される。融点が高く、クリームなどの粘度調整や感触改良剤の一つとして使用される。
マルチトール
保湿
マルトース(麦芽糖)の還元により合成されている、白色の粉末です。水に溶けやすいが、アルコールには溶けない性質です。 感触がよく保温効果も高いので、乾燥から肌を守る化粧品に配合されています。洗浄系製品に配合すると、泡質の改善をする。
マンナン
スクラブ
コンニャクイモから得られるスクラブ剤で、形状が球状なので、非常に肌に優しいスクラブ剤である。
水
基材
一般的に化粧品で使用する水は、日本薬局方常水を蒸留するか、イオン交換樹脂を通して精製した水(精製水)。
ミツロウ
感触改良・粘度調整
ミツバチの巣から得た天然ろう成分。クリームなどの粘度調整や感触改良剤の一つとして使用される。
ミネラルオイル
エモリエント
液状の鉱物油。非常に軽い油剤で、コストも油剤としては安く、エモリエント性を与え、乳化安定性も上げる。しかしながら鉱物油はイメージが悪く、敬遠する所が多い素材。
ミリスチルアルコール
乳化安定・保護・粘度基材
脂肪酸アルコール。皮膚を保護し、肌に柔軟性を与え、なめらかにする。乳化物の粘度基材として用いられる。
ミリスチルベタイン
洗浄・起泡
低刺激性の両性界面活性剤、起泡力に優れ泡をきめ細かくする。またアニオン界面活性剤との併用で増粘、増泡作用がある。
ミリスチン酸
乳化安定・粘度基材・保護
ヤシ油やパーム核油を加水分解したのち蒸留精製して得られる酸です。石鹸の洗浄基材で用いられます。ミリスチン酸石けんは、おだやかな洗浄製や泡立ちの面から、石けんの原料の中では最も優れています。
ミリスチン酸オクチルドデシル
エモリエント
液状のエステル油、油性感を与え、エモリエント性を与える。
紫色401
着色
法定色素、製品の着色毛髪への色彩の表現に使用される。
メチルパラベン
防腐
パラベンと呼ばれる防腐剤の1種。静菌作用が強く、非常に広範囲の微生物に対し有効な防腐成分です。単独での使用より、他の防腐効果成分と併用で用いることで、効果が更に高まります。
メトキシケイヒ酸オクチル
紫外線吸収
紫外線吸収剤であり、紫外線防御効果がある。製品の紫外線による劣化を防ぎ品質を保つ目的や、サンスクリーンのSPF成分として使用される。
メントール
清涼・かゆみ抑制
ハッカを水蒸気蒸留して得た精油の結晶物。芳香が強く、肌に清涼感・爽快感を与える。
メントキシプロパンジオール
清涼
無色透明でやや粘稠な液体で、メントールと同じく冷却効果があるがメントールと比べると臭いはほとんど無い。メントールほどの即効性の冷感は無いが、持続性のある冷却効果がある。
成分「や~よ」
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
クレンジング
ヤシから得られた脂肪酸と、グリセリンに酸化エチレンを付加させた非イオン界面活性剤。他の油性成分との相性もよく、水系のメイククレンジング製品のクレンジング基材として使用される。その他、スカルプ製品などにも配合され、頭皮のクレンジング(皮脂除去)目的でも配合されている。
ユビキノン
抗酸化
コエンザイムQ10。人間の体内にも存在する補酵素の一つで、抗酸化作用に優れる。化粧品での配合については、上限0.03%までと定められている。
成分「ら~ろ」
ラウラミドDEA
増泡
ココヤシ由来の非イオン界面活性剤。洗浄剤商品に汎用されており、洗浄剤に添加した場合、泡の安定性、増粘、起泡、洗浄性を高める効果がある。
ラウラミドプロピルベタイン
洗浄
ココヤシの種から得た脂肪酸からつくられるアミノ酸系両性界面活性剤。洗浄剤の一つで、イオン性が両性という事から目に混入してもしみない性質があるので、ベビー用のシャンプーや低刺激シャンプーなどによく使用される。
ラウリルグルコシド
洗浄
低刺激性の洗浄剤。シャンプーや食器用洗剤などに用いられる。
ラウリル硫酸Na
洗浄
もっとも刺激性が強いアニオン系洗浄剤。起泡力・洗浄力に優れるが、洗浄力の強さが必要以上に皮脂を取り除き、乾燥から炎症を起こす事がある。
ラウリン酸ポリグリセリル-10
乳化・可溶化
植物由来のノニオン界面活性剤で、乳化や可溶化目的で使用される。
ラウレス-7
乳化・可溶化
植物由来のノニオン界面活性剤で、乳化や可溶化目的で使用される。
ラウレス硫酸Na
洗浄
もっとも刺激性が強いアニオン系洗浄剤。起泡力・洗浄力に優れるが、洗浄力の強さが必要以上に皮脂を取り除き、乾燥から炎症を起こす事がある。
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
エモリエント・毛髪補修
大豆やヤシ油さとうきび由来の成分から得られるCMC脂質類似体、毛髪や肌にうるおいを与え保護する。
ラウロイルメチルアラニンNa
洗浄
起泡力に優れたアミノ酸系アニオン界面活性剤、低刺激性で毛髪の損傷部への負担が少ないためマイルドシャンプーの主剤として使用される
ラクトフェリン(牛乳)
抗炎症・抗菌・抗酸化・免疫賦活
牛乳に含まれる生理活性物質で、母乳中にも含まれる、鉄結合性糖たんぱく質です。抗炎症・抗菌・免疫賦活作用を有する。
ラフェノース
保湿
ビートの糖蜜から得られる天然のオリゴ糖。吸湿性の無い保湿剤なので、湿度に影響を受けることなく、潤いを与える。
ラベンダー水
着香
ラベンダーの花から得られる芳香水、ほのかなラベンダーの香りを持つ。
リシン
毛髪保護・保湿
塩基性アミノ酸、毛髪にアミノ酸を補給し保湿効果を高める。
リゾレシチン
保湿
レシチンを酵素処理した物。細胞膜の組成と非常に良く似ているため、肌内部に浸透し保湿を促す。
リンゴ果実培養細胞エキス
アポトーシス遅延・アンチエイジング・シワ改善・育毛
りんごの幹細胞を培養して作られたエキス。このエキスには、皮膚の細胞寿命を延長する成分を含んでおり、老化の遅延作用があります。人による実験では、シワの改善作用が確認されている。
レシチン
コンディショニング
大豆から得られ主としてリン脂質からなる、皮膚・毛髪との親和性が高くコンディショニング効果が高い。
ロイシン
毛髪保護・保湿
中性アミノ酸、毛髪にアミノ酸を補給し保湿効果を高める。
ローズヒップ油
エモリエント
ローズヒップの種子を圧搾して得られる植物油。エモリエント効果が高い。
ローズ水
着香
ローズオイルの芳香蒸留水。製品の香り付けなどに使用される。
ローズマリー葉エキス
抗炎症・抗菌・抗酸化
マンネンロウの葉から抽出したエキス。抗菌・抗酸化作用に優れる。
成分「わ」
ワセリン
エモリエント・毛髪保護
ペースト状のワックスで、油剤、保護剤、ヘアコンディショニング剤として使われています。肌や唇を強力に保護し、水分の蒸発を防ぎます。粘着力が強く、油性を与えるので、油性クリーム、メイクアップ製品や整髪料などの油性原料として使われます。クリームや乳液の感触調整剤としても使われます。
成分「英語」
BG
保湿・抗菌
化粧品によく使用される多価アルコール類の保湿剤。グリセリンと同様に水分を吸収する働きがあり、乾燥から肌を守る化粧品に広く配合されています。グリセリンに比べてべたつきが少ない。弱い抗菌作用もある。植物エキスの抽出溶媒としても広く使用されている。
DPG
保湿
多価アルコール類の保湿剤。BGに近い使用感で保湿目的で使用される他、油脂との相溶性もあり、水系のクレンジング剤に配合し、メイク落としの一成分としても利用される。
PCA-Na
保湿
アミノ酸系保湿剤。グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトールよりすぐれているとされ、皮膚、毛髪の水分保持に役立ち、柔軟性を与えることも証明されています。
TEA
pH調整・中和
トリエタノールアミンの略です。アルカリ剤です。PH調整剤、柔軟剤の目的で使用される。活性剤の中和剤としても使用される。
EDTA-2Na
金属封鎖剤
金属イオンキレート剤、微量金属イオンによる製品の劣化を防ぐ。
EDTA-4Na
金属封鎖剤
金属イオンキレート剤、微量金属イオンによる製品の劣化を防ぐ。